2019年4月24日水曜日

女って面倒くさい

PTA役員会議。いろいろな話し合いと、ヒラ委員さんにお願いする仕事を振り分ける。
「この人とこの人は昨年、バトルしてた」とか、「あの人たちは旧役員の〇〇さんの取り巻き」「××さんと△△さんは、二人一緒のチームにしないと仕事をしない」「□□さんは、役員は絶対にやらない癖に、自分中心じゃないと納得いかないタイプだから、気の強い人と組ませないほうが良い」とか、人間関係のあれこれをいろいろ教えてもらった。「えー!そうなんですかー」と驚くばかりの私。
「女子高みたいじゃないですか!!!」
と私が言ったら「女子高のほうが、まだマシですよ!」と、女子高出身の方に言われてしまった。
昨年、ヒラ委員で活動していたころは全体像が全く見えていなくて、みんな中良く平和そうに見えたんだけどなあ。うーん、女って怖い。幼稚園や小学生の頃に、よく先生に言われていた「みんな仲良くしましょう」なんて無理なのかも。保護者ができていないくらいだし。
まだ始まったばかりのPTA役員。任期は2年。長いなあ。

2019年4月4日木曜日

10年ぶりの池袋

息子と一緒に、池袋サンシャインシティに行ってきた。

10年ぶりの池袋。学生時代、大塚の居酒屋でアルバイトしていて、バイト前にしょっちゅう池袋で遊んでいたくせに、山手線を降りたところで、どこに行ったらいいのか戸惑ってしまった。久しぶりのサンシャイン60通りは昔と変わらず、毎日、お祭りをしているような賑やかさ。

この日のお目当ては、サンシャイン水族館とポケモンセンターメガトウキョー。昔、サンシャイン国際水族館時代に、夫と行ったときはエレベーターに乗って、屋上ボタンを押して水族館まで行っていたのに、直通エレベーターになっていた。その直通エレベーターに乗るのに長蛇の列に並ばされ、エレベーターから降りればチケット売り場で長蛇の列に並ばされる。次に行くときがあったら、前売り券を用意しておこう。


 鰯の群れとコブダイ。


天空のペンギン


 ゾウギンザメ。国内初展示。

マンボウもラッコもいなくなっていたのが寂しい。マンボウは2016年に亡くなってしまったそうだ。

そして昼食を終えた後、ポケモンセンターメガトウキョー。息子はもちろん、私も子どもの頃からポケモンが大好き。


キャホー、ポケモンだポケモンだ!!!30代現役ポケモントレーナーの私、大興奮。ここに来ると、ついいろいろなものをカートに入れ過ぎてしまう。ぬいぐるみも、文房具も、お菓子の缶もみんなみんなお洒落でかわいい。

 自分へのお土産に購入した組み立て式ペーパーシアター。不器用な私に作れるだろうか。

まだ出会う前は私のweb日記の読者だった夫(当時はブログという言葉はなかった)。そんな夫が「久しぶりに読みたい」と言ったから始めたこのブログだけど、果たして夫は読んでくれているのだろうか。「更新したので見てください」と自分からは、なんだか恥ずかしくて言えない。夫が仕事の間、自分が見てきた景色をたくさん書いていきたい。

あの事件のこと

元号が「令和」に決まった。安倍首相が会見で『世界に一つだけの花』に言及していて、とても驚いた。私は、この曲を作詞作曲した槇原敬之ことマッキーのファンなのだ。
 
マッキーのファンクラブに入会したのは、中学を卒業してからすぐ。初めての郵便振替に戸惑いながら、なんとかお金を振り込むことができた。本当にこれで入会できたのだろうか。そわそわしながら待っていたら数日後、会報と『北風』オルゴールが届いた。その年、マッキーの30歳の誕生日で、お祝いの手紙を送った。コンサートチケットも申し込み、ああやっと大好きなマッキーに会える。楽しいファンクラブライフ。…のはずだったが、夏休みの課題に追われている頃、友人からその事件を知らせる電話がかかってきた。
 
「マッキー、逮捕されたってよ」
「え、なに言っているの」
「テレビつけてみなよ、今やっているから」
 
受話器を置いて、リモコンを手に取りテレビをつけるとマッキーが映っていた。覚せい剤取締法違反で逮捕のニュース。その日は、たくさんの友達から「大丈夫?」って、電話がかかってきた。「大丈夫だよ」、本当は頭が真っ白で、何が大丈夫なのかわからないけれど、みんなにそう答えていた。
 
裏切られた。そう思った私はファンクラブもやめてしまおうかと思ったが、ファンが支えることで彼は罪を償い、また素晴らしい歌を聞かせてくれるのではないか…そう思った私はファンクラブを続けることにした。翌年11月。復帰後最初のオリジナルアルバム『太陽』を聞いたときはとても感動した。その数年後『世界に一つだけの花』の大ヒット。もうすぐ小学校2年生になる息子の音楽の教科書にも載っている。間違いなく平成を代表する歌の一つになったと思う。いろいろあったけど本当によく耐えてきたと思う。マッキーのファンを辞めないで良かった。
 
コンサートやテレビの公開収録にもたくさん行った。手の届きそうな位置でマッキーを見ることができたことも何度かある。でも楽しい時間が終わった後に、「ああ、この人はあの時、薬物で逮捕された人なんだな」って急にあの事件のことが頭を過ることがある。「触れてはいけないことですよ」って、熱心なファンの方に怒られてしまうかもしれないけれど、時々、すごく怖くなる。それでもCDが出たら買ってしまうし、コンサートがあれば行く。もう生活の一部なのかもしれない。
 
今年の5月1日から始まる令和も、マッキーのすばらしい曲がたくさん聞けますように。50歳の誕生日もお祝いしなきゃ。

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